秋晴れと同様、澄み切ったチャリティーコンサート
9月25日私たち主催のウクライナ支援のコンサートが行われました。素晴らしい秋晴れの中、開催に趣旨に賛同してくださった3グループの皆さん、快く寄付をしてくださった皆さんに感謝します。
開園10分前になっても客席はいまだ空っぽ。改めてチャリティーコンサートの難しさを実感していたところ、次第に聴衆が集まり始め、最初とステージが始まるころには補助として用意していた椅子を早くも出すことになり、一安心しました。事前の告知が功を奏したのです。
それにしても今回の私たちの企画に賛同してくれた方々が澄み切った気持ちで引き受けて下さったことに改めて感謝しています。
最初の演奏は“Pray For Peace”祈りと演奏を語呂合わせしてと仰ってましたが、最近編成されたアイリッシュハープとアルトサックスのユニットです。
ハープの優しいバックに透き通った音色にアルトが絡んで美しいメロディーが披露されました。中でも映画「ひまわり」テーマはソフィアローレンとマストロヤンニがウクライナでロケを行った、まさにウクライナ支援のための曲のようでした。アルトの音色に遠い昔聴いたポール・デスモンドを思い出させる至福の時間でした。
次はアイリッシュハープはそのまま残り、アイルランドの楽器を携えた“ラブ・ラブ”の皆さんによるアイルランドの伝わるダンス曲やマズルカなど楽しい曲想が多く、フィドルやバンジョーに似た楽器を拝見し、おそらく後にアメリカのアパラチアに根付いた「ブルー・グラス」の原型を見た気がしました。
トリはギター・ピアノのカルテットに素晴らしいシンガーの“プラム・トゥリー”登場です。私の前に座っていた三人組のご婦人たちも、隣の出来が空くと次第にステージの中央に移動、手拍子をして楽しんでいました。そんな風景を見るにつけ、コンサートの成功とほんの少しだけグローカルみらいネットが世の中に知られ始めた実感を感じました。
ベトナム戦争で出征しなければならなかった、兵士たちが日常の平和な風景に改めて思いをはせた、アンコール曲“What a wonderful world”が終わるころには、日も傾き始め、美しい夕焼けを予感させながら帰路につきました。
改めて寄付を頂いた皆さん、ミュージシャンの皆さんパイプ役でお世話になった佐藤さんにお礼申し上げます。 (NF)
【お知らせ】
グローカルみらいネット英語サークル
ゆるっと英会話
10月8日 (土) 13時30分~14時30分
グローカルぷらざ(M002階)
☆ まりもの生態を簡単な英語で説明
Ecology of Marimo
☆基本の動詞 「Make」を使ったおもてなしの表現
Hospitality Expressions with" make”
参加料
会員500円 ゲスト800円
※感染症予防のため検温とマスクの着用をお願いしています
お問い合わせは、090-2072-8322(大倉)
mail:rudo1z3yayo@theia.con.ne.jp